2017年7月3日月曜日

いろんな名前

今日はTwitterでクッキーとプリンのお菓子ネーム(とローレにどんな名前をつけるか)について話題になったので、DQキャラの名前についてなんとなく。
趣味で聖書をよく読んでいたので、ドラクエにそこからモデルがとられた名前、また類似の名前がいくつかあるのが面白くて、色々考察とかしたりしてました。

(少々宗教的なお話を含みます)

聖書由来の名前(とされている)で特に有名なのがDQ5のマリアとヨシュアの兄妹だと思います。ヨシュアは「イエス」が言語圏の違いで変化したものなので多分意図してそうなったんでしょうね。
あとまんまイエスだと色々危ないからなのか
イエスは多くの貧しい人や病人、罪深い(と世間的にみなされていた)人を救い、自らに何の罪もないのに十字架にかけられたとされる人物ですが、DQ5を何度かプレイしてヨシュアという人の人生を見た時に「こういう人生を辿る人だから開発は"ヨシュア"の名をこの人に与えたんだろうな」と思ったりしたものです。何の罪もないのに周囲により大きな苦難を受けるのは主人公にも言えることですが(彼は最終的には幸せになるものの)

名前といえばさらに一つ……DQ2でサマルの名前候補のひとつに「カイン」ってありますよね。SFC版を遊んでた頃ローレの名前をいつも「アベル」にして遊んでいたんですが、そうするとサマルが必ずカインになるのも、プログラムを利用した開発の一つのお遊びなんでしょうか?FC版でどうなるかは知らないです(ちなみに王女は「ナナ」になりました。ゲームブックの組み合わせと同じ)
カインとアベルといえば「ケインとアベル」というジェフリー・アーチャー著の有名な小説がありますが(面白い作品です)、小説のタイトルも元ネタは旧約聖書「創世記」に出てくるアダムとイブの最初の子供たち。ヨシュアとマリアの方はわりと後から由来に気づいたんですが、こっちは聖書をちゃんと読む前から知っていたのでかなり強く印象に残りました。なぜ印象に残ったかというと、やっぱり元ネタになったカインとアベルのエピソードが結構重たく闇が深かったためです。ぶっちゃけた話、途中でサマルが嫉妬に駆られてローレを殺してしまうのでは!?とか子供心に怯えながら冒険してました。ちゃんと考えればありえない話なんですが(一応反転)
今ではお遊びか面白い偶然の一つだと思ってます。原典ではカインが兄でアベルが弟ですが、ローレとサマルがこの名前になると先祖の兄弟順の関係で上下逆なのがなんだか面白いので結構好き。

他にわかりやすい由来のある名前といえばDQ6にショウカク・ズイカクなんてボスもいますね。今巷で人気の方の翔鶴瑞鶴とは似ても似つかないモンスターですけど

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