2017年9月25日月曜日

好きなSCP第二弾

9月も今週が最後…ですか?日付の感覚がまるでないです。
昨日がロレサマわんどろ最終日ということで楽しみだったのですが、なぜか日曜日に狙いすましたように体調が悪化するいつものやつでずっと寝てました。そんなわけで今朝描いてきたんですが、もはや「深夜の」ではないですよね、朝の真剣お絵描き以下略…ハッシュタグ外すべきだったかも。

今日も好きなSCPを色々紹介してみようと思います。自分もまだまだこの創作を知って日が浅いので、どれも有名どころかもしれないです。



SCP-693-JP「人生意味なんてない」
7冊ほどの一般的知名度も高い名作文学の形をとった書籍。「人間失格」「ドグラ・マグラ」「若きウェルテルの悩み」など、そのラインナップはどれも明るい内容のものではありません。この7冊には、いずれも見返しの部分に書き込みがあり、内容は全て同じ。

「生まれたことに、生きることに、意味なんてないわ」

この書籍の異常な特性は、誰かがこれを10ページ以上朗読した際、その朗読が聞こえる範囲内にいる節足動物が人間に変態するというとんでもないSCPです。人間になった元節足動物たちは年齢・性別はバラバラなものの一様に優秀な知性と穏やかな性格を持ち、元々の生き物が「害虫」「不快害虫」として扱われているものほどその傾向が強くなります。
報告書の終盤、新たにもう1冊本が見つかります。なんだか不気味と見せかけて、そのオチは意外と深イイ?そんなSCPです。生きるってなんでしょうね。

SCP-752-JP「あかちゃんはみんな望まれて生まれてくる
妊娠中の女性にのみ発生する、異常な現象そのものを分類したオブジェクト。
その現象が発生した赤ちゃんは死産を迎えます。現象には3種類のパターンがあるものの、そのうち2パターンでは本来その要因によって赤ちゃんが死ぬことはありえず、現象に付随して「母体からの酸素供給が断たれる」ことで赤ちゃんは死んでしまいます。
この現象が発生した女性にはいずれもある「共通点」があるのですが………
非常に皮肉の効いたSCP。全ての赤ちゃんが望まれて生まれた存在であってほしいですね

SCP-1113-JP「「二回目」
とある民家で発見されたセンサー式のライト。センサー式なので人が通過すると点灯します。
その異常性は男性にのみ現れるので、女性は安心。何が安心なのかわからない
選ばれる男性に特徴や共通点はなく一切がランダムのようで、選ばれた男性がセンサーライトの下を通過すると、10秒ほど後に誰もいないにもかかわらず二回目の点灯が発生します。
二回目の点灯の対象に選ばれた男性には、その後様々な異常が発生し……
ちなみにこのオブジェクトのクラスは「Safe」特徴がわかっており、安全な収容手段が確立されているものにこのクラスが該当します。要するに男性を近づけない、またこのライト自体、電源の供給をOFFにしてしまえば何も異常は起きないそうです。
しかしこれらの通り、Safe=安全という意味ではありません。こわいこわい。

SCP-1129-JP「フライング・アヒージョ
カタルーニャ語を話し、小型飛行機の操作ができる不思議なカワウソ。かわいい。
自らを「アヒージョ」と名乗り、飼い主であるという「トンガラシ翁」に連絡しておいてくれないかと要求しているようです。ある日突如日本支部の施設上空に出現し、乗っていた機体が墜落したことで発見、収容されました。今は財団の施設で生活している模様。
アヒージョといえばあのスペイン料理。一度食べたことがありますがおいしいですよね。彼がなぜそんな料理の名を名乗っているのかは、読み進めていくと明らかになります。



今日は日本支部のSCPばかりでした。ちなみに「フライング・アヒージョ」と同じ執筆者様が書いたもので、SCP-548-JP「歌う雨音は一度は読んでほしい切ないSCPのひとつ。

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