2017年9月20日水曜日

みぎてのうた

秋らしく過ごしやすくて助かります。扇風機もそろそろしまいどきかもしれない。
少しだるいような微妙な体調であんまり絵が描けてないのが最近の悩み…マラソンも何も手についてない!とりあえず描きたいものはたくさんあるので気負わず楽しくいきましょう。

先日ようやくBD/DVD発売された「この世界の片隅に」を久々に見ました。
家のテレビなので銀幕で見た時よりも音響の迫力は落ちるけど、それでも描かれる風景がどれも美しくてやっぱり見入ってしまいました。そして人々がみんな生き生きとしてて、嫌いな人が一人もいない。あまり出番のない「鬼いちゃん」もすずさんにスパイ疑惑かけた憲兵もなんか好きです。

空襲で自然にこんがり調理されたじゃがいもとか、米軍の残飯雑炊とか、今の生活じゃ食わねえだろうなぁ…みたいな代物でもとにかく食欲が刺激されてしょうがないです。この映画はどういうジャンルなんでしょうね。戦争ものでも日常ものでも間違ってはないけど、私は多分に飯テロ映画だと思います。なんでもおいしそうで…もちろん序盤に出てくる海苔も飯テロ。
日常の中に恋愛や戦争要素があって、いろんなものを失くしながらそれでも淡々と暮らしてる…みたいな…要所の絵画的表現もひたすら引き込まれる。絵描きの端くれなので、すずさんが絵を描くシーンで流れるように紙面を滑る鉛筆や絵筆も大好きで大好きでたまらない。

実はこの映画を見に行った時、本当は別の映画を見たかったんです(「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」を友人と見る予定でした。ハリポタシリーズ大好き)が、当日行ってみたらギリギリだったせいで座席完売…次の上映を待つには長すぎる…(ていうか予約しなかった自分の不手際)でも映画見に来たんだし別の見ようか、ということでその時間帯で一番上映の近い作品から選んだのが「この世界の片隅に」でした。口コミで人気らしい〜程度の情報しか知らなかったので割と気になってたのですが、むしろ良かったのかも。結果的に素敵な出会いをしたわけで…
ファンタビは全5部作(!)らしいのでまだまだ見るチャンスがいっぱいあるし大丈夫でしょう。ハリポタといえば「呪いの子」の書籍をまだ購入していない…早く読みたいです。

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