2019年2月14日木曜日

ガールズ組

先日数年ぶりに雪が積もりました。アスファルトに降り注いだ分はあっという間に溶けてしまっても、屋根や車に降った分がしばらく残ってとても綺麗でした。なんとなくロンダルキアに思いを馳せたり、自動車事故が増えないことを祈ったり。

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このために絵を4人分描いたのにいろいろやっている内にすっかり書くのを忘れていたので、DQ3の2ndPTの設定書きを作ることにしました。

注:女の子4人の編成で少々百合要素があります。DQ2のサマムンPTのご先祖でもある。
最後の行はED後のおはなしということで「」の間を白文字反転でご覧ください。


勇者 ルカ(しょうじきもの)

勇者オルテガの一人娘。母からは父の遺志を継ぐ立派な戦士となるべく男の子として扱われた。剣術の腕はアリアハンの兵団長とも互角以上に渡り合えるほどだが、本人は母のような穏やかで慈悲深い女性像に憧れている。一方でファッション等にはあまり関心がなく、旅装束は何回新調してもいつも似たようなものを選ぶ。
顔立ちは母譲りのため、「素材は悪くないんだから」と仲間たちから着せ替え人形にされることも。戦士として育てられ、女性として見られることに慣れていないため街中でナンパされると柄になく戸惑ってしまう。戦いにくさもあって虫系モンスターが苦手。
勇者として生きることはそれほど苦でもないようだが、仲間内ではよく穏やかな暮らしに対する憧れを語り「そのために世界を救うのだ」と口癖のように本音を漏らす。
アレフガルドに光をもたらした後は仲間達の前から姿を消すが、世界の片隅でひそかに結婚。息子をもうけるも夫を病で早くに亡くし、「天の世界に棲むしんりゅうに会いに行く」「いつか必ず帰るから」と言い残しナタリーに子供を預けて行方不明となる。


商人 シェケル(おとこまさり)

4代ほど前にアッサラームから来た移民の商家の娘。各地の物価事情に疎いパーティの会計を助けるしっかり者。自分の街を興す夢を持ち、勇者の仲間として名を上げればより実現にも近づけると踏んで同行している野心家でもある。
おしゃれが好きで、装飾品の鑑定をとても楽しそうに行う。普段見せないが涙もろい一面もあり、エルフの王女アンの一件では遺書に綴られた内容に思わず涙してしまったことも。
スー東部の原野で町おこしを夢見る老人と出会い、仲間と共にいたい思いから残ってほしいという願いを一度は断る。しかし同じ夢を持つもの同士の出会いを忘れられず、またルカの後押しもあって自分の街を作るため一行の旅から離れることになる。
別れ別れになってもルカ達の力になりたいと独自にオーブの情報を求めていたものの、そのために費やした金が街の予算を圧迫し革命を起こされることにつながってしまう。
釈放後に再び合流。アレフガルドに光をもたらした後はルビスによって生み出された新たな大陸へ渡り、いくつかの街の発展を助けアレフガルドと新たな街の経済をつなぐため奔走する生活を送る。航海の最中船が難破し、辿り着いた新大陸を終の住処と決めデルコンダルと名付けた。

 

魔法使い ナタリー(いのちしらず)

ルカの幼馴染。生家ではルカと同じく一人娘だが、彼女とは対照的に蝶よ花よと育てられファッションに対する関心は強い。シェケルとは良いおしゃれ仲間。
ルカと長く友人である影響からか、魔法使いでありながら前に出がちであったりとやや無謀なほどの勇気も持つ。ナジミの塔の老人はある時から出奔したきりだった彼女の祖父。
高い魔力を持ちながら体が弱く、普段は自らに補助をかけてしのいでいるが魔法を乱発した後などはしばしば体調を崩しやすい。クレア同様賢者としての可能性を見出されるが、悟りを開くための秘伝の書が唯一無二のものであったためクレアにその座を譲る。
ルカに対し友人として以上の想いを寄せているが、勇者の使命に忠実であろうとするルカのことを考え気持ちを言わずにいる。同時に「自分の意思」で生きられないルカのことを気にかけている。
アレフガルドに光をもたらした後はマイラの森で一人暮らしをしていたが、ある時突然訪れたルカから息子を託され、彼女の代わりに母親としてその子を育てる。息子の成人後「あなたの本当の母は勇者であった」と彼に事情を明かし、ルカを迎えに行くため「天に最も近い場所」と伝えられるロンダルキア台地で消息を絶つ。


僧侶(賢者) クレア(ロマンチスト)

アリアハンの教会に勤める見習い僧侶。生まれてすぐ教会前に捨てられ、彼女を拾った神父に育てられた故か若干ファザコンの気がある。教会で育ったため酒場などの騒がしい場所はあまり好きではなく、旅の最中野宿になるのは意外と平気。歌が得意。趣味でよく花を育てていたからか、土や泥で汚れることや虫にも結構慣れている。
立ち寄ったダーマ神殿で神官から才能を見出され賢者として生きる道を進むが、おっとりした性根は転職しても変わらず、年相応にすてきな恋に憧れている節も。
ナタリーのルカに対する想いに気がついており、寝込みやすい彼女の治療を受け持つ傍ら密かに励ましたりして秘密の友情を築いている模様。
自分を捨てた実親を恨んだことはないが、賢者になってからは「生みの親も自分の力に気付いており、それを疎んで捨てたのではないか」という推測を立てている。
アレフガルドに光をもたらした後は夢だった小さな教会と孤児院を建てる。やがて彼女が育てた子供達を軸に院はひとつの国へと発展していき、彼女のように強い力を持ち捨てられた一人の子供が賢者の教えを継いで女王となり、こんにちのムーンブルクの前身となった。

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白文字部分の内容についてプチおまけ
(反転)一見バッドエンドのように見えますがルカとナタリーはちゃんと天界に辿り着いてしんりゅうとドンパチやっています。シェケルとクレアは普通に寿命を全うしていますが、2人のいる天に昇ったので今も4人はどこかで一緒にいたりする…そんな妄想独自展開。
その後アレフガルドで続いた勇者の血筋はサマムンPTのロトっ子へと続いていきます。

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