ファンシーペーパーの話と振り返り

9月になりました！めっちゃ残暑！
さよならダイキュリー……と思っていたら9月のシーズンフレーバーにまだあった！本当はキャラメルプレリンクリームもあと一度食べておきたい気持ちがあったけれど、そちらは類似フレーバーのキャラメルリボンで多少満たせるのでよしとします。

色々あったやることがひと段落したので、久々に特に目的なくお買い物に出ました。いや目的ないはやっぱり語弊があったかも、紙を色々見に行きました。
地元のハンズでよく見る特殊紙を一通り買ってファイリングして、手元でその紙を本に使いたい時の参考にできればなーと思ってたんですけど……普段流し見しかしてなかったので、行ってみたら思った以上に種類も色数も多かった。マーメイドみたいな有名どころなんてふつうに30色近い……すぐに買い揃えられるものを何種類か、合わせて40枚くらい買ってきました。あとコピックも久しぶりに2色ほどコレクションに追加。
ついでに画材屋にも足を伸ばしたら、また別の色が並んでたりとか、廃盤になってる彩雲が置いてあったりして楽しかった。画材の世界ではよくあることだけど、廃盤って物悲しい。画材屋はその辺わかってるというか、色鉛筆や絵の具も廃盤品は手書きポップが添えてあって見てるだけでちょっとワクワクします。彩雲は是非なくなる前に確保したいな。

眺めるのと触るのとで楽しい紙の種類って色々わかれる気がするんですけど、何が一番面白いでしょうね？
今回買ったものの中では、新・星物語とタントTS-**系(1〜10まであるやつ)が特に楽しい紙だなと思ってる。新・星物語は色名もかわいくて飽きないですね。今日出かけて初めて見かけた色名はバナナとマンゴーとテラコッタでした。クッキーやミントもかわいい。でも白系（パウダー・シャーベット・マーガレット辺り）は手元で見比べてラベリングしとかないとまだよくわからない
タントセレクトはロレサマ本の遊び紙にも使いました(TS-9)。紙を選ぶ時にかわいい！！ってなって条件反射で使ったんですけど、あとで確認してみたら凝った見た目に反して結構リーズナブルな紙でした。リーズナブルつっても色上質とかと比べるとそれなりだけど…

ロレサマついでに今回の本と次の本のお話。
前々からここでコソコソ言ってた自分用のやつはもう原稿全部用意できてしまいました。奥付と印刷の箇所をいじって入稿するだけでいいのでウサギよろしくゴール前で余裕こいて寝たい気持ちなんですが、最近どこの印刷所も増税に向けて価格改定のお知らせを張り出しているんですよね。なので発注だけでも早めにしないととちょっと焦る。
あと、ネームだけできていてずっと眠りっぱなしだと言っていた盗勇の漫画をなんとかペラめの本にしたいです。それが終わったら勇賢かロレサマの初夜についてのお話。勇賢の方は盗勇の話と流れがつながること、ロレサマの方はベラヌールでの呪いや前振りとして必要な初夜失敗談等のエピソードを盛り込みたいゆえにページ数が多くなるのが予想されることが盗勇のあとに描きたい理由。あと「熾火」以上にシリアス度を高くしたいのでまたゆっくりじっくり個人誌にしたい気持ちが大きい。何年かかるの
創作本の方も少しばかり調子が戻ってきたので、ちまちまと進めてます。挿絵は特にどこをどう描くか決めてないんだけれども、ラフだけでもおろしておきたいな……

今回の本の方の話は、とりあえず各種ふりかえりです。
まずTwitterでもおしらせした通り、全員のお手元に届いたものと判断して諸情報を削除しました。ご協力いただいて感謝の極みです。ありがたいことにやりとりの最中や届いた後もぽつぽつとおたよりをいただいたりして、本当に作ってよかったなあと思いました。
梱包もこれで大丈夫かなと色々心配し通しでしたが、なんとか無事終えられたかなという安心が大きいです。A5ジャストサイズのOPPがギッチギチで入らず、試しに押し込んだ予備分の表紙PPがべろべろになった時はさすがにやばいと思った。

 

やばい。元々剥がれかけのもので試してよかった。
背幅何ミリまでがOPPにすっきり入る目安なんでしょう？2ミリくらいかな。
とりあえず余った袋は棚の肥やしになっています。そのうち使うこともあろう。

18〜19年は年末から春先にかけて色々気持ちが落ち込んでいて、見てる方も「こいつ本出さずにこのまま消えるんじゃないの」と思ったかもしれない……というか自分が一番そう思ってた。やり遂げられてよかったです。スケジュール管理に対する自信が皆無だし、実際得意ではないので、今後も先に原稿を仕上げてからどっかに注文するスタイルでぼちぼち本が出せたらいいなと思う。

ところで全員にお付けしたおまけ、枚数はとりあえず2桁とだけ言っておくとして、一気にまとめて仕上げたのでなんか数日ほど手の挙動がおかしくなってました。治ったけどもう無茶するのやめる。