2018年11月21日水曜日

「オタク」の話

なんだか近頃ほぼ日更新に成功しています。去年はなんとなく更新を続けたいという目標もあり年末まで毎日更新してたんですが、今思うと元気だったんだなあ。体調がすぐれない日でもおそらく更新はしていたはずなので、主に精神的な部分での元気があったのだというお話。
たまに日付を跨いで書いたものを前日のうちに書いたものとして公開してたりしてますがご愛嬌。

最近の生活といえば、かわいい男の子うひょひょー!って言ったり(一応補足しておきますが、二次元にしか存在しないイマジナリーな客体であって実在の一般男児などを指すものではないですよ)壺おじさんこと【Getting Over It】に興味を持ったり、新作のピカブイが発売された今でもずっとポケモンBW2を遊んでたり、そんな調子です。原稿もちゃんとやってるのでとてもえらい!立派だ!
と言っても個人誌の方は一旦休止中ですので、年単位でも待つよという方はぜひ宜しくお願いします。
前回の投稿でちらっと触れていた国際孵化は途中で飽きて放り出しました。お前はいつもそうだというあの巻き寿司コピペが目に浮かぶようです。代わりに全国図鑑を本格的に埋め始めたのですが、手持ちの過去ROMを総動員しても入手できないメンツはさてどうしようか。


今日は「オタク」という概念について、なんとなく考えたことを書いてみます。
オタクってひと昔前は「マニア」という呼ばれ方が普通だったような、マニアと呼ばれていた世代の人間でないのでその辺りはなんとも言えないのですが、オタクに呼ばれ方が変わって以後、「マニア」と呼ばれるような類のオタクは減っている気がするのです。
私も人にオタクかと聞かれればオタクだと答えられると思いますが、マニアと呼べるほどの何かは多分持っていないと思います。物心ついてから今まで絵を描いて絵のことばかり考えて過ごしてきたので絵に関してはマニアなのかもしれませんが、かといって名作絵画にも近年のイラストレーターにもどっちにも詳しくはなく、もっぱら自分の好きなものを描いて満足してるという具合。画材も今はデジタルだから何か特別なソフトを使っているというわけでもなし。(アナログの時はコピックを使っていたし今も50本以上持っているのですが、使ってない時間が長すぎてだいぶ扱い方を忘れてしまいました)

SNSがネットの標準スタイルになってからは特にその傾向が出ている気がします。
「今期の〜〜」とか、今の推しは〜とか、推しが変わるのは人間の常なのでそれはマニアでもよくあることじゃないかなと思うんですが、クール毎や半期毎に移り変わるアニメなどのコンテンツの流れに乗りつつその話題でコミュニケーションを楽しむのって、例えば主題となるコンテンツ部分が「今流行のファッション」とか「アイドルの新譜」になったら?いわゆる「パンピー」と変わらないんじゃないかな?これっていわゆる「ジャンル」「界隈」が違うだけで、究極そこに住まう人の基本的な部分は共通してるというか、作品を一人で消化するタイプのオタクが相当減ったなあと思うのです。
Twitterとかやって誰かフォローしていればその人の感想はTLに流れてくるし、作品ハッシュタグをクリックすれば様々な感想がすぐに見られる時代です。なので、ある意味では誰それと感想を語り合わなかったとしても無意識にコンテンツ(の感想)を通じて誰かと関わっていて、それが相互に作用したりもするんですよね。

だからどうしたという話ですが、朱に交われば赤くなるという言葉があるようにネットの風評に無意識に影響されてよく知らないキャラに(よく知らないにもかかわらず)嫌な印象を抱いたり、当初の自分の解釈からずれたり、あるいは好きなものを好きと言いづらくなったり、はたまた持ち上げられすぎていて批判点を言いづらかったり……とか、考えてみると色々あります。究極「他人」をどう感じるかという問題なので、最初からそんなものはどうでもええんじゃと割り切れる人にはまさにどうでもいい話。
でもそんな人ばかりでは無いし、逆に誰かに何か言われていなくても、もしくはこだわりがある一方で過剰なくらい他人を気にするたちだったりするとなかなか過ごしづらいと思います。私は多分一番最後のタイプなので、自分でも楽に過ごせる方法を毎日探しているんですがまだまだ見つかってない状況。難しいです。
究極の手段は「インターネットやめろ」なんですけどそれを言っちゃおしまいってことで

余談ですがここまで書いて、ネット以前の時代に一人で作品を消化していたマニアな人たちの中にも「本当に作品だけが好きでそこに集うファンとのあれこれ(いわゆるクラスタ同士の交流とか)には興味の無いオタク」と「本当は作品を愛すると同時にファンともつながっていきたいオタク(ネットが無くたって知り合う手段は存在しましたけど)」がいたのかな?なんてふと思ったりもしたのでした。そこらへんも掘り下げてみたいけどそれはまた今度。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。