2017年9月9日土曜日

ロトっ子オメガバース



女の園というのはいつも男性諸君の理想郷。ティムは引いてるけど。
いつも気になるんですが、このじいさんは何が目的でザハンに来たのだろう…

冒頭の画像はまったく関係ないです。2ヶ月ほど前の投稿で彼らに名前を与えなければと言ってたのをすっかり忘れていて、先日Twitterを見ていて唐突に思い出しました。(フォロワー経由でオメガバースネタを見かけたので関連記憶が引き出された)

というわけで今回はオメガバーストリオの設定の覚書。基本的に雰囲気が暗い暗すぎる!
年齢はたぶん3人とも16歳。発情期は二人とも迎えてません。サマル妹の年齢はあまり詳細に考えてないけど、ゲーム内での台詞からしてやや幼いという見解がある為大体6〜10歳くらいで想定してくれると嬉しいです。
少々特殊な自己設定として「αは王侯貴族に多く、Ωは一般庶民からも生まれるがαよりもその割合は少ない」というものがあります。もう少し厳密にいえばαに生まれた人々が上流階級になったからその階級でしかαが生まれないだけで、本来はすべての性別はすべての人から等しく生まれる可能性があります。
名前は以前の宣言通り新規です。普段は前半部分の略称の方で呼び合います。


ミーシャ(ミハイル)Ω
ローレシア王子。ローレシアではΩの王族は本来王位継承権を持たないが、当代国王は既に年老いており、また彼以外に子女を授かることができなかった為、ロトの嫡流の血筋を絶やすわけにはいかないとして止むを得ず嫡男と認定されている。母親がΩの女性。
初代国王にも迫るとされる剣技の達人だが、その境遇から取り立ててそれを賞賛されるようなこともなく、日々居心地の悪い生活を送る。ハーゴン討伐の任を受けた際は「己の剣でハーゴンを討ってみせれば、父や親戚共も自分への態度を考え直すだろう」と比較的乗り気で旅に出た。
当初ステファンも同じΩであることを知らず、ローレシアでの王位継承の慣習に基づいて「他の候補(妹)もいて後継とされているなら、彼はαかβだろう」と考え、ある程度距離を置いて接する。エカテリーナ(後述)によって両名ともΩであると知った後は、同じ悩みを持つ者同士友好的に接することができるのではないかと多少距離を縮めることを考えるも、ステファン側からあまり歓迎されずいまいち親睦が深まらない。(後述の妹の言葉から、そのうち親しくなることもあるだろうと暫定的にそれまで通りの付き合いを続けている)エカテリーナとは付かず離れず、ステファンに比べると比較的関係は良好と言える。

ステンカ(ステファン)Ω
サマルトリア王子。サマルトリアではΩの王族の王位継承を禁じていないが、家臣には王としての資質を疑問視されている。
父王からは兄妹分け隔てなく愛情をかけて育てられ、妹のこともとても大切にしているものの、性別の事情に伴うまわりの派閥争いの影響から二人が触れ合う機会は少ない。「Ωの自分よりも、ナーシャが女王として国を継いだ方が皆幸せになれるのではないか」妹に対して負い目を感じているが、両親や妹の期待に応え、彼らの肉親として恥ずかしくない人間であろうと努めている。
「まだ発情期を迎えていないことで3人の関係は辛うじて何事もなく済んでいるだけ」と常に意識し、良い関係でいたいというエカテリーナの思惑を知りつつもあえて嫌われようとつっけんどんな態度を取っている。が、どこか妹を重ねて見ている節もあり、何かと手を差し伸べることも。
ミハイルとは互いに一定の距離を保っているが、お互いΩであることが分かった後も、エカテリーナが始終そばにいることへの危機感や「もしもどちらかと番を作る気だとしたら」という疑心から、打ち解けることはない。(Ωであることが原因で何か不都合が起きた際に協力する意思はあるらしい)

カーチャ/カチューシャ(エカテリーナ)α
ムーンブルク王女。三国がそれぞれ興ってからムーンブルク王家では初めて生まれたαの王族。将来のムーンブルク女王として幼少時から高い教育を受け、また自身の才能もあって多くの魔法を使いこなす。自身がαである以上、伴侶はΩになるのだろうと漠然と考えている。
呪いが解けた際ににおいを嗅ぎとって(αは他者の性別を嗅ぎ分けられる)王子たちがΩであることを初対面で言い当てた。常に王子たちを略称で呼び、他に人目がなければ真面目な話をする際も正式に名前を呼ぶことはない。しばしば「ミッチ」「ステフ」と女扱いすることもあり、それがもとで不和が生じることもあるが、本人は親しみを込めたつもりであり共に生活する以上は良い関係でありたいと願っている。しかし普段口に出すことは一切ない為、王子たちは基本的に振り回され続けている。
王子たちがΩであることをどう思っているのかも口にしない。なお自分のαとしての特性は心得ているが、逆にΩ側の体質や必要な習慣にはさほど詳しくない。

ナーシャ/ナスターシャ(アナスタシア)α
サマルトリア王女。天真爛漫で家族をこよなく愛する。後継者としてはすでに長兄のステファンがいるが、家臣の中にはα性であることから彼女を擁立しステファンを廃嫡しようと考える派閥が存在する。両親は派閥争いに頭を悩ませているが、彼女はそのことを知らないためあくまでも国は兄が継ぐと信じており、自身は素敵なお嫁さんとして他国に嫁ぐことを夢見ている。
αであり彼女も人の性別(αβΩ)を嗅ぎ分けられるが、兄の存在や両親の方針から特にΩに対して偏見を抱かず、兄を探して一度城を訪れたミハイルに仄かな想いを寄せる。
「(兄と同じΩだから)きっとお兄ちゃんと良い友達になれる」と判を押したものの、()の部分を伝えなかったため二人は互いにΩと知らず合流する。



こんだけ考えておいて死蔵設定にならないかだけが心配です。とても描きたい。

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